
関連する首こりの症状
上を向くと首が痛いときは、首こり・首の付け根の痛みへの施術案内をご覧ください。肩甲骨の動きとの関係は、肩甲骨が動かしにくいときの解説も参考になります。
こんにちは。
神戸元町整骨院KUの柴垣です。
今日は、
「上を向くと首が痛い」
というお話です。
洗濯物を干すとき。
高い棚を見るとき。
美容院でシャンプー台に倒れるとき。
上を向こうとした瞬間、
「イタッ」
となる。
普段はそこまで痛くないのに、上を向くと首の付け根が詰まる。
そんな方は少なくありません。
【先に結論】上を向く動作は首だけで行っていません
上を向くときに動くのは、首だけではありません。
首の骨である頚椎に加えて、
- 胸椎
- 肋骨
- 肩甲骨
- 胸郭
なども少しずつ連動します。
そのため、
「上を向くと首が痛い=首だけが悪い」
とは限りません。
背中や肩甲骨周辺が動きにくく、その分を首が頑張って補っている場合もあります。
なぜ上を向くと首の後ろが詰まるのか
首を後ろへ反らす動作を「伸展」といいます。
本来この動きは、首だけを大きく反らすというより、胸を少し起こしながら、身体全体で上を見るような動きです。
ところが、デスクワークやスマートフォンを見る時間が長く、背中が丸まった状態が続いていると、胸椎が後ろへ伸びにくくなることがあります。
すると、背中でできない動きを首が多めに担当します。
その結果、
「上を向くと首の付け根が痛い」
「首の後ろが詰まる」
という感覚につながることがあります。
首を揉んでもまた痛くなる人へ
首が痛いと、つい首を揉みたくなります。
もちろん、一時的に気持ちよくなることはあります。
でも、揉んでもすぐ戻る。
ストレッチしても、上を向くとまた痛い。
そんなときは、
「首以外はちゃんと動いているかな?」
という視点を持ってみてください。
特に見たいのが、胸椎と肩甲骨です。
肩甲骨が動きにくいと首も頑張る
肩甲骨は、背中に固定されている骨ではありません。
腕を動かすとき。
胸を開くとき。
身体を起こすとき。
肋骨の上を滑るように動いています。
ところが、肩が前に入り、肩甲骨が外側へ開いた姿勢が続いていると、上を向くときの胸郭の動きまで小さくなる場合があります。
そうすると、また首が頑張って働きます。
僕はこういう状態を見ると、
「首が悪い」というより、
「首が働きすぎている」
と考えることがあります。
簡単にチェックしてみましょう
無理のない範囲で、一度そのまま上を向いてみてください。
次に、胸を無理に張るのではなく、両腕を軽く後ろへ引きながら、肩甲骨や胸が少し動きやすい状態で上を向いてみます。
動きやすさに違いはありますか?
もちろん、これだけで原因が決まるわけではありません。
でも、首以外の状態で首の動きが変わるなら、身体全体を見るヒントになります。
KUでは「上を向く首」だけを見ません
神戸元町整骨院KUでは、上を向いたときに首が痛い場合、首の可動域だけでなく、
- 胸椎の伸展
- 肩甲骨の動き
- 肋骨の動き
- 呼吸
- 骨盤や姿勢
まで確認します。
大切なのは、
「どこが悪いか」
だけではなく、
「身体の中で、どこが動かなくて、どこが代わりに頑張っているのか」
を見ることです。
このような場合は先に医療機関へ
次のような場合は、整骨院や整体院よりも先に医療機関へご相談ください。
- 転倒・事故など明らかな外傷後
- 腕や手に強いしびれや力の入りにくさがある
- 歩きづらさや手先の細かな動作の変化が急に出た
- 強い頭痛・発熱・吐き気などを伴う
- 痛みが急速に悪化している
「上を向くのが怖い」を減らしたい
痛みが続くと、
「上を向いたらまた痛いかも」
と、だんだん動かさなくなります。
でも本来、身体はいろいろな方向へ動くものです。
上を見る。
振り向く。
腕を上げる。
深呼吸する。
そうした普通の動作を、いちいち怖がらずできる。
僕はそこを目指したいと思っています。
首だけをどうにかするのではなく、身体全体が自然に動ける状態へ。
神戸元町整骨院KUでは、症状だけを診るのではなく、その症状が起きている身体全体を丁寧に確認します。
よくある質問
上を向くと首が痛い場合、ストレッチしてもいいですか?
強く反らすストレッチを無理に行う必要はありません。痛みが出ない範囲で肩や背中を軽く動かし、症状が強い場合は一度専門家にご相談ください。
枕が原因のこともありますか?
枕が合わず、首の負担が増えることはあります。ただし、日中の姿勢や背中・肩甲骨の動きなど、他の要素も一緒に考える必要があります。
首を揉むのはダメですか?
必ずしも悪いわけではありません。気持ちよく感じる範囲なら一時的なケアになります。ただ、何度揉んでも同じ痛みが戻る場合は、首以外の動きも確認する価値があります。


