まだまだ暑い今日このごろですがいかがお過ごしですか?
さて、今日の腰痛さんは、腰の辺りの結構広い範囲、特に右側が痛いとのことで来院されました。
子供さんを抱きかかえた際に、横側からひねるように抱えたときにグキッとなって痛めたそうです。
普段から腰は痛んだり、ダルかったりするそうで、保母さんをやっているので小さなお子さんを抱えることが多く、姿勢の悪さから来ているのでは? と思っていらっしゃるようでした。
で、オステオパシーによる診断を行ったところ、上行結腸と腰方形筋が問題とでました。
上行結腸は、半分が後部の腹壁に埋まっている上、右の骨盤に靱帯で直接ついています。
ですので、ここが固くなっていると急な動きに対応できず、腰部の筋肉が伸ばされてしまいグキッとなってしまうのです。
で、この二つを内蔵マニピュレーションと筋膜リリースで緩めるとあ〜ら不思議、痛みはきれいに取れてしまいました。
腰痛は、筋肉だけではなく内臓の問題によって2次的に引き起こされることが多くあります。
そんな腰痛にも、オステオパシーなら対処できるんです。
全身の色々な組織に対してアプローチできる技術と、それらを診断する方法があるからなんです。