新たな世界への一歩を踏み出す時、出会いが人生を変える力を持つことを私は経験しました。
その出会いとは、オステオパシーという特異な医療技術とのことでした。
オステオパシーをきちんと学べば、多くの人が諦めてしまっているかもしれない症状さえ、驚くほどの確率で改善できるようになるのです。
そして私は、既に学んできた解剖学や生理学などの基礎知識が「人を治す」というこの重要な目的に直結する、不可欠な知識であることを日々の施術において痛感しました。
自分がこれまでの学びを活用して、この手で人々の痛みや苦しみを和らげることができるようになるなんて!この驚きは私に新たな使命感を与えてくれました。
そしてこの時点で、私はある真実に気付いたのです。
「自分でこんな事ができるようになるなんて」という思いは、自己の成長と新たな可能性を示すものであり、それが人生を豊かにする原動力になるということを。
オステオパシーは確かに、学ぶことが多くて難しい道です。
解剖学、生理学といった科学的な知識はもちろん、繊細な手技や人間理解も求められます。
しかし、それらすべては、人々の健康を守り、生活の質を向上させるという、とても意義深い目標のためのもの。
だからこそ、私はこの道を選び、それを学び続けることの価値を深く認識しています。
それは、私自身の成長と、人々への貢献という、二重の意義を持つ道なのです。