ダイエットあるあるのなかに、ダイエット中便秘になってしまうというのがあります。
せっかくダイエットしてるのに便秘になってしまっては、元も子もありません。
なぜ便秘になってしまうのか、その原因と対処法について紐解いていきたいと思います。
ダイエット中に便秘になってしまう原因について
ダイエット中に便秘になってしまう原因は、いくつかあります。
1つは、水分の摂取制限によるもの。
ダイエット始めると水分の摂取を控えてしまう方がいらっしゃいます。
これは実は逆効果で、むくみや便秘の原因になります。
2つ目は、急な食事制限による内臓機能の低下。
これは、ダイエットによる食事制限で必要な栄養が不足し、内臓がうまく働かない状態になってしまい便秘になる、という場合などが考えられます。
その他、急激にタンパク質を摂取なども便秘の原因になります。
どうすればいい、ダイエット中の便秘
では、せっかくのダイエット中に便秘になってしまった場合、どうすればよいのでしょうか?
上でも書きましたが、ダイエット中に便秘になってしまう原因は、水分不足と食物繊維不足、タンパク質の消化不良が考えられます。
1日に必要なタンパク質を摂ろうとするあまり、一度にたくさんのタンパク質を摂取すると、なれていない内臓が消化不良をおこし便秘になってしまいます。
日本人の多くは、遺伝的にタンパク質の消化が苦手です。
さらに、長年の食文化の関係から炭水化物の消化に向く体質になっています。
なので、タンパク質の摂取の際に、いきなりたくさんのタンパク質を摂取せずに、段階的に増やしていくようにすると、消化不良を起こしにくく、便秘になりにくくなります。
おさらい、ダイエット中便秘にならないための3つのポイント。
1,水太りを気にして、水分摂取量が減ってしまうのを防ぐ。
1日1.5〜2リットルを目安に、きちんと水を飲みましょう。
お茶やコーヒーなどは、水分に含みません。カフェインの利尿作用で、むしろ水分を排出してしまいます。
2,タンパク質を摂ることに意識が向きすぎて、食物繊維不足になりやすい。
タンパク質、脂質、炭水化物の摂取量は気にするけど、野菜やきのこ類、海藻といった食物繊維を多く含む食品の摂取を気にしないと便秘になります。
きちんと、野菜やきのこ類、海藻といった食物繊維が豊富な食品を多く摂りましょう。
3,運動せずにダイエットをしようとしてしまう。
ダイエットの基本は、1にも2にも食事の管理ですが、運動も大切です。
運動することで内臓の働きも活発になり、便秘の解消にも役立ちます。
本日の結論
ダイエットの便秘を防ぐためには、水と食物繊維の摂取が重要です。食物繊維には、タンパク質を吸収しやすくし、不要な糖質をカットする働きがあります。
その結果、ダイエット中の便秘をしっかり防げ、なおかつ腸活もできてしまいます。
タンパク質をたくさん摂るなら、海藻類やきのこ類、根菜類など食物繊維の豊富なものを一緒に食べましょう。
そうすれば、ダイエット中に便秘になることを防げます。