暑さ寒さも彼岸まで、といいますが、ようやく暖かくなってきましたね。
とはいえ、寒の戻りには注意して過ごしましょう。
神戸元町整骨院KUの柴垣です。
さて今日は、ドケルバン病の治療について。
ドケルバン病はその母指側のところに生じる腱鞘炎です。
フィンケルシュタインテストというテスト(参考ページ参照)を行うと、
手首に痛みが出る症状です。
参考ページ:日本整形外科学会
http://www.joa.or.jp/jp/public/sick/condition/de_quervain_disease.html
この症状は、妊娠出産期の女性や更年期の女性に多く生るのが特徴で、
特に手を使いすぎているわけでもないのに症状が出ることがあります。
また、当然といえば当然ですが、手の使いすぎやスポーツや指を良く使う仕事の人にも多い症状です。
病院では、一般的に痛み止めの注射や安静固定にて治療を行います。
あとは、家で動かさないようにして様子を見てね、ということです。
ただ、実際に生活していく上において、安静にして、と言うのは大変難しいことで、
特に主婦ともなれば使わざるを得ない場面が多々あるわけです。
なので、やっぱり痛みをすぐにどうにかしてほしい。
じゃあ、この痛みをどうしてくれるのか?
神戸元町整骨院KUでは、病院の見解とは違う診方をしています。
妊娠出産期、特に出産後の女性に多く見られることから考えられることがいくつかあります。
出産の方法
分娩台での出産が一般的な出産方法だと思われますが、
この分娩台というのが本当は、出産に向かない姿勢を強いる方法なんです。
なので、分娩台でイキんで出産した方というのは、
ドケルバン病になりやすいように臨床上の観察から感じています。
産後の過ごし方
産後すぐにベッドから立ち上がって歩く回ったり、
すぐに退院させられたりした方もドケルバン病の症状が出やすいと臨床上の観察から思います。
妊娠中の入院時に食べる食事
食事も豪華なフランス料理や出産のお祝いとして出されるケーキなど、
普段食べないようなこってりとした濃い味の料理を自慢にしている産婦人科などで
出産された方などにも多い気がします。
上記のような観察から考えられることは、ドケルバン病は、
決して症状の出ている場所の問題では無いということです。
実際、神戸元町整骨院KUでは、ドケルバン病の痛みがある母指や手首の部分は、ほとんど触りません。
多くの問題は、体幹部分、特に胸椎と、
それに関連する内臓の問題であると考えています。
うまく行けば、ものの5分もかからずに症状が消えることもあります。
なかなか治らないドケルバン病でお悩みの方は、ぜひ、神戸元町整骨院KUをお試しください。
今までとは、違う診方で施術し症状を改善に導きます。