天気が定まりませんね。こんな日は、古傷がうずきますね。
自分のケガをオステオパシーで治した神戸元町整骨院KUの柴垣です。
さて今日は、むちうちの痛みを緩和させたい、について。
神戸元町整骨院KUでは、交通事故後の治療もおこなっていて、
むちうちの患者さんもよく来院されます。
事故当初は、痛みを感じていなかったけれども、
数日してから痛み出したり、気分が悪くなったり、
頭が重くなったりして来院されるケースが多いです。
これは、事故直後は、交感神経が興奮し、
アドレナリンが大量に血中に放出されるため、
痛みを感じにくくなっているのが原因です。
で、数日して事故の興奮が冷めてくると、
交感神経の興奮も治まって痛みを感じるようになる、
という寸法なわけです。
そんなふうに始まるむちうちの不快な痛みですが、
事故の衝撃の強さによって症状の出方がまちまちです。
軽く首が痛いだけの人、頭痛を伴う人、吐き気まである人など様々で、
事故の衝撃が強く、症状がきつい人ほど治りにくくなります。
また、症状が軽いからといってほって置くと、
数カ月後や数年後に症状がひどくなったりするケースもあります。
なので、交通事故でむちうちになった場合、
軽く考えずに治るまできちんと治療を行いましょう。
さて、むちうちの痛みを緩和させるには、どうすればいいか? ですが、
まずは、患部に湿布などを貼り、炎症を鎮めることが先決です。
で、炎症が治まってきたら、
下半身をストレッチしましょう。
えっ、首が痛いのになんで下半身のストレッチなの?
って声が聞こえてきそうですが、これには、深〜い訳があります。
事故の多くは、後方からの追突や前方から追突されるケースが多いです。
その事故の際、シートベルトをしていても、
身体は衝撃で前後に大きく揺さぶられます。
揺さぶられたことで、下半身にも緊張が入り、
腰から下も固まってしまうからなんです。
なので、いきなり首のストレッチをするのではなく、
下半身の緊張を取り除くために、まず下半身のストレッチから始めます。
そして、開脚したまま片足ずつ足先に向かって前屈。
最後に、太ももの前側を伸ばすストレッチ。
これらを無理のない範囲で行ってみてください。
下肢の緊張がとれてきたら、次回は上半身です。
交通事故後の治療なら提携弁護士と二人三脚で解決に当たる神戸元町整骨院KUへ。
保険会社との折衝は、提携弁護士が行うので安心して治療に専念できます。