【神戸元町】薬局の解消グッズだけで「目の疲れ」は取れる？オステオパシーが考える本当の対策

2025年11月25日

「一日中スマホやパソコンを見ていて、目の疲れがひどいから、とりあえず薬局で解消グッズを買ってしのいでいる」

「ホットアイマスクや目薬を使ってるのに、正直スッキリしない…」

そんなお悩み、ありませんか？

実はこの目の疲れは、

画面の見すぎ
明るさ・ブルーライト
ドライアイ

といった“目そのもの”だけでなく、

内臓・自律神経・姿勢バランス など、

体全体のつながりが深く関わっていることがとても多い症状です。

この記事では、神戸市中央区・元町エリアでオステオパシー専門院として施術を行う

神戸元町整骨院KU が、

薬局で買える目の疲れ解消グッズの役割
それだけではスッキリしない本当の理由
体の中で起きているメカニズム
自分でできるケアと、整体・オステオパシーでできること

を、わかりやすくお話していきます。

目の疲れが続く主な原因

目の疲れは、神戸市中央区でも本当に多い症状です。

当院（神戸元町）でも、

「薬局でいろいろ解消グッズを試したけど、根本的には変わらない」

というご相談は、かなりよくみられるパターンです。

1 解剖学的な原因

長時間のスマホ・PC・タブレット作業で酷使されるのが、

ピント調整をする 毛様体筋 や、目の周りの小さな筋肉たちです。

ここが固まってくると、

ピントが合いにくい
目の奥が重い・ズーンとする
夕方になると視界がかすむ

といった、典型的な「目の疲れ」のサインが出てきます。

「毛様体筋や首の筋肉が硬くなると、ピント調整や頸椎の動きが制限され、痛みを感じやすくなります。

実際、神戸元町整骨院KUに来られる方でもこのパターンが非常に多いです。」

さらに、画面をのぞき込む姿勢が続くことで、

首〜後頭部〜肩の筋肉までガチガチになり、頭痛や肩こりを引き起こします。

2 内臓の関連

「目と内臓って関係あるの？」と思うかもしれませんが、

臨床の現場では、肝臓・胃の疲れ が強い方ほど、目の疲れが抜けにくい傾向があります。

夜遅くまでのスマホ・PC
カフェインや甘いものに頼りがち
食事時間が不規則

こうした生活パターンは、肝臓や胃へじわじわ負担をかけていきます。

「臨床では目の疲れの症状がある方は、肝臓や胃の緊張を伴っているケースがよく見られます。

特に神戸市中央区のデスクワークの方に多い傾向があります。」

デスクワークの多い神戸市中央区では、かなり“あるある”な状態です。

3 自律神経の影響

仕事・家事・育児・人間関係…

そこにスマホとパソコンがフル稼働で入ってくると、

自律神経（特に交感神経）は、常にフルスロットル状態になりがちです。

自律神経が乱れると、

瞳孔の調整がうまくいかない
目まわりの血流が落ちる
光がまぶしく感じる
疲れているのに寝つきが悪い

といった症状が出やすくなります。

「自律神経が乱れると、内臓の働きが低下し、痛みが長引きやすくなります。

神戸元町のようなオフィス街では、このケースが本当に多いです。」

「ストレス＋画面の見すぎ」の組み合わせは、

目にとっても自律神経にとっても、なかなかキツいコンボなんですね。

4 姿勢・生活習慣

満員電車の中でスマホをのぞき込む
デスクワーク中に顔だけ前に突き出す
ベッドに寝転がってスマホを見る

こうした姿勢は、首〜背中の筋肉を固め、

頭へ向かう血流をガッツリ妨げます。

「通勤の満員電車や、スマホの長時間使用が多い神戸市中央区では、この姿勢パターンが慢性化しやすい傾向があります。」

神戸市中央区にお勤めの方は、

通勤・仕事・帰宅後…と、一日中“前かがみ＋画面”になりやすいので、

目の疲れが慢性化しやすい環境とも言えます。

メカニズム

ここからは、薬局で買える解消グッズだけでは

「なぜスッキリしきらないのか？」

体の中で起きていることを、もう少し深く見ていきます。

1 筋膜ラインのつながり

目の周りの筋肉の緊張は、筋膜を通じて

後頭部
首
肩
背中

まで波及していきます。

ホットアイマスクや目薬などの解消グッズは、目の表面や周囲の一部を楽にはしてくれますが、

後頭部〜首〜背中
内臓まわりの張り
全体の筋膜ライン

まではケアできません。

結果として、

使った直後は少し楽 → でもまたすぐしんどくなる

という、“イタチごっこ”になりやすいわけです。

2 血流・リンパ・神経伝達

目の疲れが続いている人の多くは、

頭〜顔〜首周囲の血流低下
リンパのうっ滞
神経の過敏化

がセットで起きています。

薬局の解消グッズ（ホットアイマスク・クールシート・一時的な血流改善系目薬など）は、その場の循環を一時的に助けるという意味では、とても優秀です。

ただ、

首〜胸郭〜横隔膜
肝臓・胃などの循環不良

が残ったままだと、すぐに元の“詰まり状態”に戻ってしまいます。

3 内臓体性反射

内臓からの疲れは、内臓体性反射 を通じて、首・肩・頭に反映されます。

肝臓疲労 → 右肩〜首のこり
胃の緊張 → 左の背中〜首の張り

こういったパターンはよく見られます。

この状態で、いくら薬局の解消グッズを使っても、“火元”である内臓側のストレスは残ったまま。

その結果、

その場しのぎのスッキリ感はある
でもすぐ元に戻る

というループになってしまうわけです。

自分でできる対策

1 日常生活の工夫

まずは 「目を責めない生活」 を作るところからスタートです。

スマホ・PCは「45〜50分＋5〜10分休憩」を目安に
休憩中は“遠くを見る” or “目をつぶって深呼吸”
寝る1時間前は、画面を見ない時間を作る
デスクの高さ・椅子の高さを調整して、顔が前に出すぎないようにする
画面の明るさを自動調整＋少し暗めに設定

「通勤中の元町駅〜三宮間」は、あえてスマホを見ずに、目と首を休ませる時間 にしてしまうのもおすすめです。

⑥-2 ストレッチ・セルフケア（H3）

薬局の解消グッズと 組み合わせると相性がいいケア です。

① 後頭下筋リリース

椅子にもたれ、両手の指先を後頭部の骨のキワに当てます。

頭の重みを指に預けて30秒〜1分キープ。

→ 目の奥の重さがふっと抜ける感覚があればOK。

② まばたきリセット＋アイパーム

両手をこすり合わせて軽く温め、軽く目を閉じた上から、ふんわり覆うように手の平を当てて、暗さとぬくもりを感じながら深呼吸を3〜5回。

→ ホットアイマスクがないときでもできる、“簡易解消グッズ”です。

③ 胸を開くストレッチ

両手を背中の後ろで組み、胸を開きながら10〜20秒キープ。

→ 前かがみ姿勢で固まった胸郭を開いてあげると、首〜頭への血流が戻りやすくなります。

3 薬局の解消グッズの上手な使い方とNGパターン

薬局には、

ホットアイマスク
クールアイマスク
疲れ目用目薬
目もと用マッサージャー

など、目の疲れ解消グッズがたくさん並んでいます。

ポイントは、

「頼りきりにしないで“サポート役”として使う」 こと。

✅ おすすめの使い方

仕事終わりや寝る前に、ホットアイマスク＋深呼吸
勉強・作業後に、クール系で一度リセット
目薬は“乾燥・一時的な充血”のケアとして限定的に

❌ NGになりやすい使い方

「しんどくてもグッズでごまかして、さらに画面を見る時間を延長する」
目が痛い・かすむのに、自己判断で強めの薬を使い続ける
肩こり・頭痛・吐き気などもあるのに、“目の問題だけ”と決めつける

薬局の解消グッズは、あくまで “補助アイテム”。

「根本的に良くする」のは、生活リズムと体のバランス調整がメイン担当 だと思ってもらえると、ちょうどいいです。

神戸元町整骨院KUでの施術

1 施術の流れ

神戸元町整骨院KUでは、

薬局の解消グッズでは追いつかなくなっている目の疲れの方が、かなり多く来院されています。

こういった方の多くは、

首〜後頭部〜肩の強いこり
肝臓・胃・横隔膜の動きの悪さ
自律神経のアンバランス

を同時に抱えていることが多いです。

施術の流れは、おおよそこんなイメージです👇

触診（頭・首・胸郭・内臓・骨盤など全身をチェック）
目の周囲〜後頭部の緊張評価
肝臓・胃・横隔膜など内臓の可動性チェックと調整
胸郭・頸椎・肩甲帯の動きを出すオステオパシー・テクニック
筋膜ライン全体の調整
自律神経バランスを整えるアプローチ

「神戸元町整骨院KUでは、目の疲れの症状で来院される方の多くが、肩や首だけでなく内臓の可動性、自律神経の乱れを同時に抱えています。」

2 臨床ケース

例えば、こんな方がいらっしゃいました。

仕事で一日中PC作業
通勤時間はスマホ
目の疲れがひどく、薬局でホットアイマスク・目薬・マッサージ機…とひと通り試した

それでも、

夕方になると視界がぼやける
肩こりと頭痛がセットで出る
休みの日もスッキリしない

という状態が続いていました。

検査をしてみると、

肝臓・胃まわりがガチガチ
横隔膜の動きがほとんどない
首〜後頭部の筋膜ラインがパンパン

という、「そりゃ目もつらいよね…」というコンディション。

内臓と横隔膜をゆるめ、胸郭と首の動きを出していき、自律神経を整えていくと、

夕方の目の疲れがかなり軽くなった
ホットアイマスクの“効き方”が変わった（深く眠れるようになった）
頭痛の回数が減り、仕事後に余力が残るようになった

という変化が出てきました。

「これは神戸元町エリアでデスクワークが多い方の典型例で、当院でも頻繁に遭遇します。」

よくある質問（FAQ）

Q. 薬局の解消グッズだけで、目の疲れを治すことはできますか？

A. 一時的に楽にすることはできますが、「根本的に出にくい状態にする」ためには、

生活リズム・姿勢・内臓・自律神経など、体全体のケアが必要になることが多いです。

Q. どれくらい通えば変化が出ますか？

A. 軽い目の疲れであれば1〜3回、慢性的な症状の場合は3〜6回くらいで変化を感じられる方が多いです。

スマホ・PC時間の長さや、生活習慣によって個人差があります。

Q. 神戸市中央区・元町周辺から通いやすいですか？

A. JR元町駅から徒歩すぐの場所にあり、三宮・花隈・県庁前からも多くの方に来院いただいています。

お仕事帰りやお出かけついでにも通いやすい立地です。