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iPhoneの有機ELで目の疲れが続く原因とは?神戸市中央区・元町で受けられるオステオパシー的改善アプローチ

まだまだスマホが手放せない今日このごろですが、最近「iPhoneの有機ELを使っていると目の疲れがひどい…」というご相談をよくお聞きします。

実は、この“目の疲れ”というもの、画面の明るさやブルーライトだけの問題ではありません。首・自律神経・姿勢、そして内臓のストレスまで深く関係してくるのです。
そこで今回は、iPhone × 有機EL × 目の疲れについて、オステオパシー的な視点から分かりやすくお話ししていきます。


目次

■ 目の疲れの主な原因

● 解剖学的な原因

iPhoneを長時間見続けると、毛様体筋がピント調整を続けるために硬くなってしまいます。
さらに首の前側にある「斜角筋」が緊張すると血流が落ち、疲労物質が流れにくくなることで、目のだるさが抜けません。

つまり、毛様体筋が硬くなる → ピント調整がうまくできない → 疲れやすくなる、という流れが起こります。


■ 内臓との関連

「目が疲れるのに内臓?」と思われるかもしれませんが、臨床では目の疲れが強い方の多くに“肝臓の緊張”が見られます。

東洋医学では「肝は目に通ず」と言われますが、オステオパシーでも肝臓の疲れは

  • 眼精疲労
  • 光がまぶしく感じる
  • ピントが合わない

といった症状に深く関わっています。


■ 自律神経の影響

有機EL画面はコントラストが強いため、交感神経が優位になりやすく、自律神経の乱れを招きます。
そうなると「目 → 脳 → 首」の循環が崩れてしまい、目の疲れが倍増します。

血流が落ちて筋肉も硬くなるため、疲れが長引きやすくなるのです。


■ 姿勢・生活習慣

猫背やあごを突き出す姿勢、寝る前のスマホ習慣は、いずれも目の疲れを悪化させます。

特に、胸の前で下向きにiPhoneを見る姿勢は首の後ろを固め、後頭部の神経を圧迫しやすくなりますので要注意です。


◆ なぜiPhoneの有機ELで疲れやすいのか?(メカニズム)

● 筋膜ラインのつながり

目の筋肉と後頭部、肩のラインは筋膜でつながっています。
そのため、目の緊張が背面の深部筋膜ラインに波及し、首こりや頭痛を引き起こしやすくなります。

● 血流・リンパ・神経の問題

有機ELの強い光刺激は交感神経を刺激し、結果として

  • 血流低下
  • 老廃物の滞留
  • 目の重だるさ

といった状態につながっていきます。

● 内臓体性反射

肝臓や胃が疲れると、反射で首の右側や目の奥が重だるくなることがあります。
「原因不明の目の疲れ」と言われる症状の中には、このケースが少なくありません。


■ 自分でできる対策

● 日常生活の工夫

  • iPhoneの「白点を下げる」をONに
  • 明るさは自動調整に
  • 真っ暗な場所での長時間使用を避ける
  • 20分ごとに遠くを見る習慣をつける

● ストレッチ・セルフケア

① 後頭下筋リリース
後頭部に指を当て、頭の重みを預けるように30秒キープ。首の付け根がゆるむと目の奥の圧も抜けやすくなります。

② 眉の下(眼窩上縁)を軽くおさえる
指の腹で骨のフチをやさしく押さえ、ゆっくり呼吸。血流が戻りやすくなります。


■ やってはいけないこと

  • 暗い部屋でのスマホ
  • 寝ながらスマホ
  • 画面を近づけすぎる
  • 2時間以上の連続使用

特に有機ELは白黒のコントラストが強いため、目への刺激も大きくなりがちです。


■ 神戸元町整骨院KUでのオステオパシー施術

● 施術の流れ

当院では、目の疲れといっても「目そのもの」だけを診るわけではありません。

  • 頭・首・肩・胸郭・内臓の触診
  • 後頭部〜眼窩まわりの緊張チェック
  • 肝臓・胃の可動性評価
  • 自律神経バランスの調整
  • 胸郭・頸椎の可動性改善

といったように、全身を評価しながら“根本原因”を探ります。

● 臨床ケース

「iPhoneを見ると右目だけ疲れる」という方でも、実際に肝臓が下がって右の鎖骨下が緊張していた、という例がよくあります。

目ではなく内臓や姿勢を整えることで、スッと目が軽くなるケースは珍しくありません。


■ よくある質問

Q. どれくらいで良くなりますか?

軽度なら1〜3回、中等度なら3〜6回で変化を感じることが多いです。
ただし生活習慣によって個人差があります。

Q. 有機ELは目に悪い?

「絶対に悪い」というより、交感神経を刺激しやすいことで疲れやすい方には負担になりやすい、というイメージです。

Q. スマホはやめないとダメ?

完全にやめる必要はありません。使い方や姿勢を見直しつつ体を整えれば、しっかり軽減できます。


■ まとめ

iPhoneの有機ELが目の疲れを招く背景には、光刺激だけでなく、首・自律神経・内臓・姿勢など“全身のつながりの崩れ”があります。

目だけをケアするのではなく、体全体を整えることで負担は大きく減り、回復力も取り戻せます。


■ つらい目の疲れでお悩みの方へ

「最近、目がしんどい…」「少しスマホを見るだけで頭が重くなる…」
そんな方は、スマホではなく体のほうが限界サインを出しているのかもしれません。

神戸元町整骨院KUでは、内臓・自律神経まで含めた“全身のつながり”をみながら施術を行い、根本改善を目指します。

どうぞ一人で我慢せず、お気軽にご相談ください。

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